【黄斑円孔】うつぶせ寝に役立ったもの

黄斑円孔

黄斑円孔の治療で辛かったこと

それは、手術後に3日~1週間程度の体位制限があることです。

この間、起きている時は、顔を下にし(頭が床と並行位置になるようにキープする)、そして寝る時は所謂「うつぶせ寝」状態をキープするということですが、いやー、このうつぶせで寝るということが、ホントなかなかに大変なのです。

何が大変かというと、顔を下向きにするので、マットレスの間に隙間がなくなり、呼吸をするのが大変なこと。もう一つは、ずっと下向きを維持しないといけないので、体が凝り固まること。特に肩から胸あたりは、凝りと体の重みの圧迫の2重苦で、結構辛い状態になります

と、少し脅かしてしまいましたが、でも逆を言うと、この病気で、身体的に大変だなと感じたのは、これだけでした。私の場合は、手術でも痛みを感じることはなく、術後の傷跡も、時々、ズキンとするようなことはありましたが、辛いと感じることはなかった。唯一「うつぶせ寝」はやはり大変だったかなという感想です。

つまり、黄斑円孔のストレス軽減のカギは、いかに「うつぶせ寝」を楽に乗り切るか?につきると思ってます。私は手術まで1か月ほど時間的余裕があったので、色々と調べて、クッションと枕を用意しました。これがなかなかよい仕事をしてくれたので、なんとか乗り切ることができました。

病院で入院中用意されていたクッションと枕

まずこちらは、入院中に病院で用意されていたフェイスクッション(円形)と胸当てクッション(長方形)です。これは本来なら、フェイスクッションに、顔全体をうずめ、首から下は胸当てクッションに任せて使用するものだと思います。でもその通りに使うと、フェイスクッションに目の傷口にあたってしまいそうで、怖くてできませんでした。そこでどうしたかというと、フェイスクッションと胸当てクッションの間に5cmほどの隙間をつくり、体は胸当てクッションに覆いかぶさり、おでこはフェイスクッションの端にちょこんと乗せる形で使っていました。こうすると、顔の下にかすかな隙間ができるので呼吸もしやすかったです。

自分がラクになれる体勢が見つかれば、このセットで充分です。ぐっすり眠るという訳には行きませんでした、数時間程度は継続して眠ることができました。

▲黄斑円孔うつぶせ寝クッション(入院中)

 ただ欲を言えば、フェイクッションはもう数cmの高さが欲しいし、胸当てクッションはもう少し体に沿う凹凸感が欲しかったです。

自宅治療の際にうつぶせ寝を楽に乗り切れたクッションと枕

そこで自宅で用意したのがこちらのもの。

呼吸がしやすい「フェイスクッション」、肩と胸の圧を分散してくれる「うつぶせ枕」という視点で探しましたが、結果大正解!!この2アイテムのおかげで、苦しいうつ伏せ寝期間を乗り切ることができました。

▲黄斑円孔うつぶせ寝クッション(自宅)
▲肩と胸の圧を分散してくれる「うつぶせ専用枕」

うつぶせ専用枕は、さすが「専用」と謳っているだけあって、体を預けた時の安定感が半端ない。フワッと体が浮く様な感じで、長時間寝ていても疲れにくく、優秀でした。

▲台座のあるフェイスクッション

続いて、フェイスクッションはこちらを購入。台座がついていて、数cm床との間に隙間ができる作りになっています。この数cmのおかげでとても呼吸しやすかった。

この枕とクッションのおかげで、3~4時間程度は楽に姿勢をキープすることができました。黄斑円孔を経験された方の中には、30分と寝られなかったとおっしゃっている方もいたので、比べるとかなり楽に過ごせた方だと思います。

うつ伏せ寝は、丸腰で戦うにはホント大変です💦

私が、なんとか乗り切れたのは、これらの便利アイテムのおかげだと思っています 




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