黄斑円孔と言われて

黄斑円孔

あれ、モノが歪んで見える!

2020年11月、左目を黄斑円孔と診断された50代前半の女性です。

不調に気づいたのは、夜、仕事を終えてアイメイクを落とそうとしたときのこと。

コットンにクレンジング液を含ませたものを、片方の目の上に置きながら、何気に洗面所のデジタル時計を見たら、時計の数字がぐわわーんと歪んで、全く解読不能だったんです。

「えーなにこれ?」これまで見たことのない様な、奇妙な記号が並んでいる状況に、一瞬ぞっとして、慌てて両目で見ると、普通に数字にもどったんです。で、もう一度片目ずつで見ると、左目だけだと奇妙な記号!に、右目だけだときちんと数字に見える!。そんな状況でした。

「あー、ものが歪んで見えている。これは眼科にいかなくちゃ」。

ものが歪んで見える症状をスマホで検索したら「黄斑変性」という病名がヒット。こちらはサプリなどで病状が改善するという様なことが書かれていたので、「ま、さほど大したことにはならないだろう」と安心して、翌日眼科を受診。

黄斑円孔です、入院、手術が必要です

呑気に受信した眼科で告げられたのが「黄斑円孔です。これは手術しか対処法がありません。眼科の手術の中では比較的大掛かりな手術なので、1週間ほど入院が必要です。大学病院などの設備が整ったところでないと難しいのでご紹介しますね」。

さらに「この病気の手術は、緊急ではありませんが、急いだほうがいい。タイミングを逃すと、せっかく手術しても視力が戻りません。すぐに大きな病院に行ってください」と。

目薬程度を処方されて帰れると思っていたところにまさに青天の霹靂です。

えっ手術ですって!えっ、入院ですって!

時はちょうどコロナ禍の真っただ中でした。東京都の1日あたりの感染者が爆発的に増加していたころです。大規模病院の院内感染のニュースを頻繁に見聞きする状況に、まず思ったことは、入院=コロナ感染怖いなということ

今すぐ手術した方がいいという医師のアドバイスと、コロナも手術も怖いと思う自分と。かなり悩みましたが、結局は目の回復の可能性を選び、手術を選ぶことに(つづく)


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