【黄斑円孔】なりやすい人と近視の怖さ

黄斑円孔

黄斑円孔になりやすい人

黄斑円孔は網膜に小さい穴があいてしまう病気です。原因は、外傷性のものを除き、加齢で片づけられることが多いです。というのも、加齢によってだれでも、目の硝子体がやせてはがれていくのですが、それがうまくはがれずに癒着して起こるのが黄斑円孔。そのため、目の硝子体がはがれる年代層、60代前後の人に多発します。とくに近視の人や女性に多い傾向があるそうです。

加齢と近視、私ももちろんこの2つにあてはまります。最初の眼科で、黄斑円孔の診断を受けた時のドクターとのやりとりで、「この病気になったのは、パソコン作業の時間の長さが原因ですか?それともアイメイクやりすぎとかですか?」と尋ねたら、「原因は加齢です。なる人はなる。もらい事故のようなものです」とサラリと片付けられてしまいました。でもそれってちょとひっかかるんですよね。というのも、もちろん加齢は認めるのですが、近視もかなりの悪さをしていると思われるからです。

それに、加齢とかたづけられてしまうと、なす術はなくなるのですが、近視は防ぐ方法はある!ということは、病気を回避することだってできるのではないかと思うのです。

私はすでに黄斑円孔になってしまいましたが、今後この病気にかかる可能性のある方は近視の進行を押さえることを意識するだけでも、ドクターのいう「もらい事故」にあたる確率がぐんと下がるのではないかと思うのです。

f:id:eye01:20210306113217j:plain

近視の進行を押さえる方法

3つの20

ということで、私がもう一方の健康な目を円孔にしないため、そして手術した目のよりよい回復のために意識していること。それは、近視の進行をおさえることです。最近は、パソコンやスマホの普及によって近業作業を長時間行う方も多いですが、私も例にもれずで、手術前までは起きている間はほぼモニターを見る生活をしていました。時間にすると平均7~8時間になると思います。これでは目によいわけがないですよね💦

そこでやっているのが、パソコンやスマホは20分見たら20秒休憩して、20フィート離れたところを見ることです。最近は目を守るために「3つの20を気をつけること」と盛んに言われだしたので、私もそれを実践しているところです。ちなみに今このブログも、タイマーを設置して20分ごとに休憩をとりつつ適度に目を休めながら書いています。もちろんトータルの作業時間もできれば2時間に収めるようにしています。

太陽光をあびる

あとは1日1回は、散歩すること。まだ解明はされていませんが、太陽光に含まれるバイオレットライトに近視抑制効果があると言われています。効果のほどは分かりませんが、散歩は気分転換にもなりますし、効果があがるといいなーと思いながらのんびり歩いてます。

それにしても、近視は様々な目の病気を引き起こすだけでなく、うつ病や認知症の原因になることもあるそうです。つい軽く考えがちですが、本当は怖い近視。ちょっとしたこころがけひとつで回避できるなら、できるだけ避けていきたいですよね。



目・眼の病気ランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました